ありがとう と あたりまえ
「ありがとう」の反対語は「あたりまえ」
アスリートをサポートする企業側からの目線でお話しします。
X-ARCHERYは、やまぐちジュニアアーチェリークラブを設立当初からサポートしています。
また、今年度からはX-ARCHERY ACADEMYを運営しています。
企業がアスリートをサポートする理由は、通常なら会社にメリットがあるからです。
例えば、宣伝になる、イメージアップになるということです。
ただし、アーチェリーの場合は少し事情が異なり、マイナースポーツなのでそういったメリットは少ないです。
全日本アーチェリー連盟のスポンサーを見てみると、
ISPS、ミズノ、興和、安藤証券、近畿大学が大きなスポンサーとなります。
いずれも、アーチェリーへの宣伝効果等は期待していないと思います。
つまり、圧倒的に全日本アーチェリー連盟が有利な、かなり純粋な「社会貢献」としてのスポンサー契約ですよね。
上記5社以外を見ると、アーチェリー関係の企業が多くなります。こちらは宣伝効果やイメージアップということからWinWinな関係になると思います。
こういった企業のサポートのおかげで連盟の運営ができていることを「あたりまえ」と思ってはなりません。
私たち一会員にできることは、スポンサー企業を認知し、選べるものがあるなら、感謝の気持ちをもって、そのスポンサー企業の商品やサービスを選ぶということです。
ミズノのトレーニングウェアを着たり、Kowaのスコープを使ったり、お茶は10円高くても伊藤園にしたり。
そんな小さなことでも、スポンサー企業としては嬉しいことだと思います。
さて、話を戻し、X-ARCHERYはアーチャーを全力でサポートしているアーチェリーショップです。特に前述2クラブへのサポートは相当に手厚いです。
だけど、何度も言いますがアーチェリーショップです。商品を買ってもらってお店が成り立つのです。ノック1つでも買ってもらえると嬉しい反面、クラブ員から「〇〇買いました、なのでこれはクラブに返します」とか言われるとかなり落ち込みます。辞めようかなとすら思います。そもそも利益を求めていないので、売上がどうこうでは無いんですよ。
「あたりまえ」と思われている事が悲しい。「ありがとう」と思ってもらえるように頑張ります。
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